窪田晶子の小話

たとえば親戚を訪問して新年のご挨拶をする、初詣に出かける、海外で過ごす・・・それぞれの家庭ごとにお正月の過ごし方があると思います。


私の実家では、お正月といえば「ジグソーパズル」。これはいつ頃始まった習慣なのか記憶にないのですが、気がつけば元日にジグソーパズルの箱を開封。専用の板にダーッとジグソーパズルを広げ、皆で寄ってたかってピースを手にし、完成を目指して奮闘します。ということで年末のお正月準備には“新年用のジグソーパズルを購入する”という大事な大事な仕事があるわけです。
新年用ジグソーパズルの購入ポイントは、
?１０００ピースのもの（完成した後の保存の都合上、あまり大きくないものが望ましい）
?簡単すぎてはいけない。
?サクサクはまって気持ちよく新年を迎えるため、難しすぎてもいけない。
?絵柄が明るいもの。（新年そうそうしんみりしたくないので）
と、こんなことを考えているとどうしてもたくさんの中からコレというものを選びたくなる・・・しかし大きなお店でない限りジグソーパズルの品揃えはそこそこで、最近はどこに行ってもディズニーかアニメか風景画が多い。新年を晴れがましく迎えるための気に入った絵柄を選ぶのは困難で多少の妥協も必要になってきます。しかも新年以外に年に何度かパズルを購入しているとマンネリ化してしまいます。なかなか決め手がないのが現状でした。
しかし現代はこれがあります。「インターネット」。本当に便利ですねー、ネットショッピングでは選び放題ではありませんか！探しているだけでも気持ちが盛り上がってきます。あれこれパタパタと開いてじっくり品定め。今年は無事に気に入ったものを手に入れ、いつものようにジグソーパズルで新年をスタートさせました。めでたしめでたし。