窪田晶子の小話

今本州では梅雨の真っ只中。どんより曇り空、雨、そして高湿度という毎日。それなのに・・・



旅行や何かイベントの時に天気が晴れになる人、あるいは雨になってしまう人を表す「晴れ女」「雨男」という言葉。さて皆さんはどちらでしょうか？「あまり気にしないよ」という方も多いと思います。私もかつてはそうだったのですが、ここ数年どうも私は悪天候にぶつかる確率が高いようで・・・特に飛行機に乗る時。台風の中でのフライトもあったし、羽田を出て羽田に戻ってきちゃったということもありますがこれは序の口。以前、札幌室内歌劇場のメンバーの時岡さん、須藤さん、松田さんと一緒に熊本へ行く時などは、所沢の管制塔が故障し日本の空が大パニック！！空港は避難所のように人でいっぱいでした。そういえば、午前到着でゆっくり遊べるのがウリの韓国旅行も飛行機の故障で夜に到着ということもありました・・・そんな訳で「雨女」というよりは「悪天候女」あるいは「悪運女」と言われています。私と行動を共にする人はご注意あれ。

さて２４日に三重県津市でコンサートがありました。この時期、何といっても気になるのが天気。北海道での雪の心配に近いものがあります。雨が降っているよりはやはりカーンと晴れた日がいい。断然いい！しかし梅雨の時期。天気予報では移動日も本番も雨となっていました。
前日入りでリハーサル。その日は曇り空で雨が降ることなくまずは一安心。
そして本番当日。天気予報では雨となっていて半ばあきらめていました。が、雲がほとんど見られないくらいの快晴ではありませんか！日差しが眩しい。しかも気温は２８度。湿度もさほどではなく、梅雨の晴れ間というよりは初夏といった気候でした。
実は一緒に出演した方の中に「晴れ女」がいたのです！私のような「悪天候女」の他に「雨男」もいたというのに。これはかなり強力な「晴れ女」っぷりです。おかげでお客様の足元を濡らすことなく、気持ちよく本番を迎えることが出来ました。
「晴れ女」バンザ〜イ！
そして目指せ、晴れ女！！