窪田晶子の小話

ちょっとセンチメンタル

北海道は寒いのでしょうね・・・



今年は暖冬といわれていますが、北海道はいかがなのでしょうか?
ここ数日空気が冷たいのですが、街路樹のイチョウもまだまだ黄色く、場所によってはまだ緑色をしている木もあって、やはり今年は例年より暖かい冬となっているようです。
この暖冬のせいか、どうもクリスマスという気分が薄い。
余談ですが昨年の今頃はちょうどこのブログが始まった頃で、ドイツのクリスマス市を駆け巡っていました。クリスマス気分も最高潮だった昨年。移動してはクリスマス市、また移動してはクリスマス市・・・そんな数日間を過ごしていました。そういえばドイツは寒かったなぁ。
閑話休題。
自宅から見える河淵の木にはイルミネーションがキラキラと輝いており、唯一それはクリスマスを感じさせるものです。
今朝、ランニングしながらそこを通ってみました。イルミネーションが灯らない朝の景色です。私の感想は、
「木も頑張ってるんだな・・・」
それは春に河淵をピンク色に染めてくれる桜並木なのですが、葉もすっかり落ちた寒そうな様子の木々には、イルミネーション用のコード(電飾)がそれはそれは巧みにぐるぐると巻きついていました。“もうのがれられない!!”そんな木の声が聞こえてきそう。ちょっと切ない気持ちになってしまいました。
そこでふと私の頭にチャーシューの塊が浮かぶ。“肉も糸でギューっと締められてるよなぁ”なんて、貧相な発想の自分に喝!!冬の寒さの中で、人々の気持ちにほっと安らぎを与えてくれている桜の木々。えらいなぁ、私も頑張ろうと勇気を貰い、再びトコトコと走り出しました。
でもちょっと木がかわいそうなので、しばらくは遠目で楽しませていただきます。

我が家のベランダもイルミネーションとサンタクロースが仕込まれています。お疲れのサラリーマンのためにスイッチオン!!かなり自己満足の作品となっております。


posted at 18:20:14 on 2006-12-20 by piccola - Category: 窪田晶子の小話 TrackBacks

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